エプロンを作るために大きな革を買ったとき、私は売り手にそれが何のために必要なのかを漏らしました。 ベジタブルタンニンなめしの革ではなく、クロームなめしの革のほうがいいと言われました。 その時は反論しなかったのですが、なぜそれが正しいのかがわかりませんでした。
そこで今週、予備テストをしてみました。
クロムなめし革と植物なめし革の違いは、簡単に説明できます。 植物タンニンなめし革は、オークの樹皮など植物性のタンニンを使っています。 クロームなめし革は、クロム塩を使ってなめしたもので、ベジタブルなめし革よりもしなやかで柔軟性があり、ベジタブルなめし革ほど水で変色したり型くずれしたりしないそうです。 もちろん、クロームなめしよりもベジタブルなめしの方が高価ですが、再演者として私はベジタブルなめしを選びます。 この2つの製法が分子レベルでどのような違いを生むのか正確にはわかりませんが、使用中の革の挙動に影響を与えるのはそのレベルなのです。
というわけで、実験はとてもシンプルなものでした。 まず、クロムなめし革をテストしました。 1インチ四方ほどの小さな断片を切り刻みました。
~450℃、3秒で燃え始め、40秒で外側の端が炭化。
~500~530℃、10秒で火が通り、油分と分解物が泡立ち、縮みながらも1分10秒で構造を維持。
~410~420℃、外側が炭化し始める4秒前、14秒で顕著になった。
高温の石炭を革の上に置くと、90秒後には石炭の下が炭化し、水分や油分が泡となって出てくる。
Vegetable tanned:
~390、10秒、顕著に縮む。
~460、外側が炭化し、36秒までにたくさん縮む。
~550 450にダウン、1分で沸騰して、分解生成物や油脂が泡立つ、まだ完全に炭化していない。
熱い石炭を90秒間革の上に置くと、まだうまく炭化しないが、確かによく燃えて、多くの水分が失われた。
サンプルは以下の通りです。
少なくとも加熱時の泡立ちや反応から判断すると、クロムなめしの方がベジタブルなめしに比べて水分や油分が少ないように思われました。 そのため、ベジタブルタンニンなめしの方が炭化しにくいようです。 というわけで、この革の売り手が言っていたことは、まったくもって不明である。 私の実験では、革のエプロンは、どんな素材であっても炉の輻射熱をよく防ぎ、火花がどちらの革にもつかないということでした。 また、炉で作業する職人は必ずと言っていいほど革のエプロンをしていたことを考えると、なめし革の種類を選ぶ理由はあまりないように思います。
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