目の緊急事態 | Tomas Rosprim

ウイルス感染から身を守る最善の方法の1つは、頻繁に手を消毒することです。

ぬるま湯と石鹸で30秒間手を洗うと、ウイルスの拡散を阻止できます。

しかし、石鹸と水が常に利用できるとは限らず、特に最も必要とする場所（地下鉄駅、店、タクシー、そして近所の公園など）でも利用できません。

最初に手を洗わずに顔、特に目、鼻、口に触れることは、ウイルスに感染する一番の方法であることをご存知ですか？

幸いにも、この問題を解決するのに役立つ 1 つのソリューションがあります。アルコールベースの手の消毒剤の小瓶は、特に、COVID-19 がいたるところで私たちを脅かす昨今、広く普及しています。

医師は、60～95％のアルコール濃度の手の消毒剤をポケット、財布、バックパック、ブリーフケースに入れて歩き回り、最も必要なときに簡単にアクセスできるようにすることを勧めています。

手指消毒剤のアルコールは、石鹸や水が使えないときに細菌を殺し、あなたを守るのに役立ちます。

ただし、手指消毒剤の適切な使用方法を理解し、子供にも使用方法を知ってもらうことが非常に重要です。

ここ数カ月、手指消毒剤、特にアルコールベースの手指消毒剤が誤って目に入ったり、こすれたりしたことによる目の緊急事態の報告が増えています。

これは正しく対処しなければかなり危険で、視力の低下につながることさえあります。

アルコールベースの手指消毒剤が目に入ると、触れるとしみる、熱いと感じるはずです。

角膜（目の前の透明な部分）や結膜（白目の部分を覆う粘膜）がアルコールによって傷つけられると、激しい痛みや光過敏症を経験することがあります。

手指消毒剤が目に入った場合。お近くの眼科医にご相談ください。

ぬるま湯で10分以上、目をよく洗ってください。眼科医の中には、浴室や台所の流し台で、静かに流れる水の下に頭を置いて、水が目に入り続け、そのまま排水することを勧める人もいます。

目に灼熱感や刺痛が続いたり、視力の変化や視力低下が起こったりした場合は、目の緊急事態として、すぐに眼科医に連絡し、治療を受けてください。