世界最高齢の新米パパが、96歳にしてインドで男の子を産んだと報じられましたが、彼はもう子供を持つことをやめたと言います。
精子の生産は通常、男性が死ぬまで続きますが、「体内時計」が女性だけに関係するものであるというのは誤解です。
2004年にAmerican Journal of Obstetrics and Gynecologyに掲載された研究では、体外受精を利用しているカップルのサンプルにおいて、男性の年齢が1歳増えるごとに、カップルが妊娠に至らない確率が11%上昇することがわかりました。
また、女性と同様に、男性も年齢とともに遺伝子異常を持つ子供を父親に持つ確率が高まることを示す研究も増えてきています。
それでも、男性はそれぞれ違いますし、精子の質の悪化に対処することは可能なようです。 96歳の新米パパ、Ramajit Raghav氏は、野菜とアーモンドを多く含む食事をし、一晩に3回セックスしていると報告していますが、この2つは彼の精子に良い影響を与えているかもしれません。
エネルギー省のローレンス バークレー国立研究所による最近の研究では、ビタミンC、抗酸化物質、ビタミンE、亜鉛、葉酸(後の4つはアーモンドに含まれています)が多い食事は、DNA損傷が精子に蓄積することを防ぐことを示しました。
また、2009年にアムステルダムで開催された欧州ヒト生殖・発生学会の年次総会で発表されたオーストラリアの研究では、毎日の射精が、一部の男性ではDNAの損傷を増やすものの、大多数の男性の精子におけるDNA損傷を減らすのに役立つことを発見しました。
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