断面幅
タイヤの断面幅(「クロスセクション幅」とも呼ばれます)は、タイヤの内側サイドウォールから外側サイドウォール(保護リブ、装飾、隆起文字を除く)までの幅を、最も広い部分で測定したものです。
タイヤの断面幅は、タイヤが装着されているリムの幅に影響されるため、測定するタイヤサイズに対して正しく割り当てられたリム幅を使用する必要があります。
注:スチールベルトラジアルの全径はスチールベルトによって決まるので、リム幅の違いによるタイヤの全径の変化はほとんどない。
業界の経験則では、リム幅が1/2インチ変わるごとに、タイヤのセクション幅もそれに対応して約2/10インチ変わります。
例:P205/60R15サイズのタイヤは、6インチ幅のホイールで測定し、このサイズのタイヤの承認リム幅範囲は5.5インチから7.5インチ幅となっています。 このタイヤの断面幅は8.23 “です。 (6.0インチ幅のホイールに装着した場合、209mm)。 そのタイヤを承認範囲内のすべてのリムに装着した場合、タイヤのおおよその断面幅は次のように変わります:
測定リムとの差 | リム幅 | おおよそのタイヤ断面幅 | |
---|---|---|---|
0.5インチ狭い | 5.5″ | 8.03″ | |
Measuring Rim | 6.0″ | 8.23″ | |
0.5″ | Meases of Rim | 6.5″ | 8.43″ |
1.0 “Wide | 7.0″ | 8.63″ | |
1.5 “Wide | 7.5″ | 8.00″ | 8.50″ |
上記の例ではホイール幅が異なるため、その範囲内で最も狭いリムに取り付けられたタイヤと最も広いリムを比較すると、タイヤ断面幅に8/10インチの予測差が生じます。 これは、オプションのアフターマーケットホイールおよびタイヤパッケージを選択した場合、フェンダーウェルおよびフレームのクリアランスに影響を与える可能性があります。